名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実ひとつ故郷を思い・・ジャズアレンジソロピアノbyエバ

こんにちは！

愛とロマンを奏でるジャズピアニストのエバです

台風が日本列島にそって北上しているみたいですね。

川の氾濫などもあるようで被害が広がらないように祈るばかりです。

愛知県地方は暴風雨は去ったようで、空が明るくなっています。

さて、夏といえば海、海の景色で涼しい気持ちになりたいものです。

以前も紹介しましたが、この曲、好きなんです。椰子の実。

作詞は著作権フリーなので、歌詞をご紹介しがてら、

私が昨年ソロピアノで弾いた、少しジャズアレンジした椰子の実を聴いてみてください。

伊良湖岬の海岸にうちあげられて、もう故郷に帰れなくなった椰子の実と、

戦争で他国に行き付いたけれど、故郷に帰れない人々の気持ちは同じなんですね。

私は戦後生まれですが、世界ではこのような人々が沢山います。

世界中の人が幸せになりますように祈ります。

「椰子(やし)の実」

島崎藤村作詞・大中寅二作曲

名も知らぬ　遠き島より
流れ寄る　椰子の実一つ

故郷(ふるさと)の岸を　離れて
汝(なれ)はそも　波に幾月(いくつき)

旧(もと)の木は　生(お)いや茂れる
枝はなお　影をやなせる

われもまた　渚(なぎさ)を枕
孤身(ひとりみ)の　浮寝(うきね)の旅ぞ

実をとりて　胸にあつれば
新(あらた)なり　流離(りゅうり)の憂(うれい)

海の日の　沈むを見れば
激(たぎ)り落つ　異郷(いきょう)の涙

思いやる　八重(やえ)の汐々(しおじお)
いずれの日にか　国に帰らん

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